こんにちは、ぼっちんです。
今回はちょっと性格が悪いかもしれないけど、ずっと心の中にあった本音を正直に書いてみたいと思います。
■ 結論:NISA、ここまで流行ってほしくなかった
はい、タイトル通りです。
正直、NISAがここまで流行るとは思っていなかったし、あまり流行ってほしくなかった。
その理由は、シンプルに言うと「自分だけがお金持ちになりたかった」から。
もちろん世の中の人が投資に目を向けて豊かになるのは喜ばしいことだし、正しい知識が広がるのは大切なことだとは思ってます。
でも心のどこかで、ちょっとだけ「みんながやるようになったら特別感がなくなるな…」という気持ちがあったのも事実です。
■ 20代でも月2万円積立で老後3,000万円が狙える時代
最近の統計では、20代の約3人に1人がNISAを利用しているそうです。
これは驚きです。
例えば、新卒で働き始めて月2万円を全世界株式に投資するとしましょう。
年利5%として40年間運用すれば、約3,000万円になります。
しかもこの年利5%というのは、全世界株式(オルカンなど)の過去の実績ベースでは十分現実的な数値。
昔のように「老後資金に2,000万円必要!」と大騒ぎしていたのが嘘のように、
NISAとインデックス投資さえ知っていれば、老後の不安はかなり軽減される時代になったわけです。
■ 僕の中にある、ちょっと捻くれた気持ち
でも、だからこそ思うのです。
「これ、もう特別でもなんでもないじゃん」って。
僕が投資を始めた頃、NISAを活用してる人はまだ少なくて、
「人よりちょっと先を行ってる」感じが正直あって、
資産を築くことに少し優越感すら抱いていました。
今ではそれが一般化して、若者も着実に資産形成を始めている。
本来なら「良かったね」と言うべきですが、
どこかで「自分だけが得していたかった」なんて、ドロドロした気持ちが湧いてしまいます。
■ それでも大事なのは「人と比べない」こと
でも、結局思うのはこれです。
資産形成は、誰かと比べるものではない。
上を見てもキリがないし、下を見ても意味がありません。
「投資をしている人=勝ち組」と決めつけるのも違うし、
そもそもどんな生き方が勝ちなのかなんて、人それぞれです。
僕は僕で、FIREを目指してコツコツ積み立てていく。
他の人がどうとか関係ない。
だからこそ、こんなドロッとした感情も、ちゃんと自分の中で消化しながら、
これからも焦らず、欲張らず、でも諦めずにいこうと思います。
■ おわりに
今回の話はちょっと性格が悪いかもしれません。
自分だけがお金持ちになりたい。インデックス投資を皆がやるとお金持ちの価値が下がるような気がする…。
でも、誰にも言えないけど共感してくれる人もいるんじゃないかと思って書きました。
そんな自分も受け入れて、前に進みます。
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