こんにちは、ぼっちんです。
今回は、小中高と不登校だった僕が、過去の自分に思うこと、そして今の子どもたちに伝えたいことを書いてみたいと思います。
■ 結論:学校に行っておけば良かった。それが正直な気持ち
今の僕が過去の自分にひとこと言うとしたら、
「学校に行っておけばよかった」
この一言に尽きます。
■ 僕が不登校になった理由
僕は、突然の両親の離婚・引っ越し・転校という環境の激変に適応できず、小学6年生から不登校になりました。
いじめられていたわけではありません。
小学生の頃は明るく、友達もいて、演劇で主役をしたこともあります。勉強もそこまで苦手ではありませんでした。
だからこそ、あのまま普通に学校に行けていれば、全然違う人生になっていたかもしれないと今でも感じます。
■ 不登校の最大のデメリットは「人との接し方」が育たないこと
僕は不登校だったことで、人との接し方がわからなくなってしまいました。
• 目を見て話せない
• 挙動不審になる
• コミュニケーションに自信がない
• 接する人すべてと人間関係を拗らせてしまう
当然、友達もいないし、恋人ができたこともない。
社会に出てからも、人間関係がうまくいかずに毎日悩んでいます。
勉強の遅れは取り戻せるかもしれないけど、
人との関わり方を学ぶ機会が失われることが、一番大きな代償だったと痛感しています。
■ それでも後悔しても仕方がない
もちろん、当時の自分にとっては学校に行かないという選択が「必要な避難」だったのだと思います。
あのまま通っていれば、友達もいて、社会性もあって、違う未来があったのかもしれない。
そう思う一方で、
それでも人間関係に悩んでいた可能性は十分ある。
とも思います。
過去の「もしも」を考えても、人生は戻せません。
■ 今、不登校の子どもたちに伝えたいこと
最近は、1クラスに1人〜2人は不登校がいるのが普通という時代になっているようです。
だからこそ僕は、過去の経験者としてこう伝えたい。
もし、いじめや心の限界などで学校に行けないなら、無理に行く必要はない。
でも、「ただなんとなく行かない」状態なら、できる限り外の世界と関わりを持ってほしい。
• 学校じゃなくてもいい
• フリースクールでも定時制でも
• 家庭教師や地域の交流スペースでもいい
家に閉じこもって、誰とも関わらない日々が続くのが一番つらい未来につながる。
これは、不登校から大人になった僕が痛いほど感じていることです。
■ いまの僕は立ち直ったように見えるかもしれないけど…
正社員で働いていて、傍から見れば「立ち直った」と思われるかもしれません。
でも、実際は毎日ギリギリで生きています。
• 同僚には舐められ
• 上司にも評価されず
• 居心地は悪く、人間関係はいつも拗れがち
だけど、今の会社を辞めてもきっとまた同じ悩みを抱える。
だからこそ、FIREという希望を胸にしがみついています。
■ 最後に
あの時、もし学校に行けていたら…
きっと今とは違う人生があった。
そう思わずにはいられません。
でも、これが僕の人生です。
この「ぼっち道」を、これからも歩きながら、誰かの役に立てるなら、少しは意味があるのかもしれません。
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