こんにちは、ぼっちんです。
今回は、僕が小中高と不登校・別室登校という経歴を経て、どうやって今の工場で働けるようになったのか
社会に出るまでの過程を振り返ってみようと思います。
■ 高校卒業後、すぐ働く必要があった
うちは母子家庭で裕福な家庭ではなかったため、卒業後は働く必要がありました。
在学中、学校を通じて何社か企業見学には行きましたが、正直言うと
「授業扱いになるからサボれる」
という気持ちで行っていただけで、社会に出ることへの恐怖が人一倍強かったんです。
結局、高校からの求人には1社も応募せず、卒業。新卒カードを使わないまま社会に放り出されることになりました。
■ セブンイレブンでバイト → 3日で退職
卒業後、最初に始めたのはセブンイレブンのバイト。
「コンビニバイトなら誰でもできる」――ネットにはそう書いてありました。
でも、現実は全く違いました。
• 初日からいきなりレジ接客
• 次々と覚える業務
• 心の準備ができないまま人前に出される恐怖
社会不適合者の僕にとって、接客業は完全に地獄でした。
3日目、「辞めます」と伝えたところ、教育係の方にものすごく怒られました。
あのときの怒鳴られ方は、今でも忘れられません。
けれどこの経験は、「仕事を途中で辞めることは、人に迷惑をかけるんだ」という現実を教えてくれた意味でも、僕の中ではひとつの転機でした。
■ その後は日雇い → 派遣で工場勤務へ
セブンを辞めた後は、日雇いのバイトを週1回ペースでやっていた時期もありました。
でも生活が安定しないし、何か変えなければと思い、卒業から数ヶ月後の6月に派遣社員として工場で働き始めることにしました。
派遣なら面接もないし、更新制だから「辞めやすい」――そんな理由でした。
最初の派遣先は自動車工場の製造部門。
思っていたよりも人とのコミュニケーションが求められる職場で、正直きつかったです。
それでも、セブンイレブンのバイトで怒られた経験が心に残っていて、
「もう簡単に辞めたくない。怒られたくない」
という気持ちで必死に耐えました。
結局その職場では約1年(翌年7月)まで勤務し、限界が来て退職。
■ そして運命の出会い:2人だけの職場
退職後は少し休もうかと思っていた矢先、ふと見つけた求人がありました。
「工場作業/少人数職場/基本1人作業」
掲載されていたのは、1人作業が基本で、職場の人数も少ないという夢のような環境。
「ここなら…自分にもできるかもしれない」と思い、ダメ元で応募。すると奇跡的に採用されました。
■ あれから7年、今でもなんとか続けられている
19歳で入社し、気がつけば今は26歳・正社員7年目。
すぐ後に1人新たに採用されて今は3人の職場になりましたが、やはり僕はコミュニケーションがとても苦手で、不安障害の影響もあり挙動不審な態度をとってしまうことが多いです。
正直、職場の人間関係は良くありません。毎日が限界です。
■ それでも、FIREを目指す僕にはここしかない
ここを辞めたら、もうこれ以上の条件の職場は見つからない気がするし、どこに行ってもまた人間関係に悩むことは目に見えています。
「FIREを目指すなら、ここで本気で踏ん張るしかない」
そう思って、今日もまた朝起きて出勤しています。
■ まとめ
• 新卒カードを活かせなかった
• セブンで3日退職
• 派遣で1年だけ働いて退職
• 少人数職場で奇跡的に採用され、今も勤務中
この経験が、少しでも同じように社会に出るのが怖いと感じている人の励みになればと思っています。
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