こんにちは、ぼっちんです。
今回は、「全世界株式は本当に右肩上がりなのか？」「元本割れの可能性は？」というテーマについて、僕自身の考えを書いてみたいと思います。
結論から言うと、僕は全世界株式が今後も右肩上がりになる可能性が高いと考えています。
その理由を、5つに分けてお話しします。
① 人口増加と内需の拡大
まず一つ目は「人口増加」です。
人口の増加と経済成長、株価上昇は直接結びつかないとも言われていますが、それでも新興国を中心とした人口増加は、将来の消費・労働力の土台となります。
特に、住宅・インフラ・交通・教育・小売といった分野では人口増加が大きなプラス材料。
たとえ先進国の人口が減っていても、企業はグローバルに展開しているため、全体で見ると成長余地があるというのが僕の見立てです。
② 技術革新と生産性の進化
2つ目は「技術革新と生産性の向上」
過去10年、20年を振り返ると、スマートフォンの普及、クラウドの発展、AIや自動化など、人類の生活やビジネスは大きく進化してきました。
これからもテクノロジーは進み、1人当たりの生産性が高まっていくと考えられます。
経済成長とは、労働力の量と生産性の掛け算です。
仮に人口が伸び悩んでも、生産性が上がれば経済は成長し、それに連動して株価も伸びるはずです。
③ 企業が利益を追求し続ける構造
企業は基本的に売上と利益を求めて日々努力している存在です。
新しいサービスや商品が生まれる背景には、常に「成長したい」「儲けたい」という企業の強い動機があります。
• 新商品の開発
• コスト削減や業務の効率化
• 新市場の開拓
こうした努力が株価という形で企業価値を押し上げていくのです。
資本主義の根幹でもあるこの企業活動が止まらない限り、長期的には経済成長が続くと僕は考えています。
④ 資本主義経済が世界のベース
今の世界は、ほぼすべての国が資本主義体制にあります。
資本主義とは、頑張った人・成功した企業が報われる仕組み。
努力が報われる構造だからこそ、競争が生まれ、より良い商品やサービスが次々と登場します。
もちろん、社会主義のように平等を重視した考えにも良さはあります。
しかし、経済成長という観点では資本主義が強い。
世界がこの構造を続ける限り、経済の右肩上がりは続くと思っています。
⑤ 世界経済（GDP）の成長に連動している
最後の根拠は、「世界全体のGDP成長と株式市場は連動している」という点です。
GDPとは、簡単に言えばその国・地域の経済活動の大きさを示すもの。
世界全体のGDPは、これまでの歴史でも基本的にずっと右肩上がりです。
全世界株式のインデックスは、この世界全体の経済成長に広く分散して投資できる仕組み。
つまり、「人類全体の経済活動に賭ける」のが全世界株式インデックスへの投資だと、僕は捉えています。
■ それでも元本割れのリスクはある？
ここまでポジティブな要素を挙げてきましたが、当然リスクもゼロではありません。
以下のようなケースでは、長期的に見ても株価が下がり、元本割れになる可能性も考えられます。
• 新興国の経済成長が予想以上に鈍い
• 少子高齢化の加速による労働力不足
• 技術革新の停滞
• 世界大戦、パンデミックの長期化、大規模自然災害など
特に、第三次世界大戦や深刻なパンデミックなどが長引けば、経済活動は大きな打撃を受ける可能性があり、元本割れどころか暴落もあり得ます。
■ それでも、僕は「信じて投資する」
未来は誰にも分かりません。
でも、だからこそ僕たちは「分散」して「長期」で投資するのだと思います。
どこが伸びるか分からないからこそ、全世界に分散投資をする。
これが全世界株式インデックスの最大のメリットでしょう。
現在僕は、FIREを目指してNASDAQ100に集中投資していますが、リタイア後はその資産の大部分を全世界株式に切り替える予定です。
その辺はまた別の記事で話したいと思います。
■ まとめ：未来を信じて投資を続ける
全世界株式は、「人類の歩み」に賭ける投資です。
もちろんリスクもありますが、僕はこの考え方に納得して、フルインベストメントで走り抜けようとしています。
最悪の事態を想定しつつも、長期的には明るい未来を信じて。
これが僕の投資スタンスです。
今回の記事が、これから投資を始めようとしている方や、全世界株式に不安を感じている方の参考になれば幸いです。
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