こんにちは、ぼっちんです。
今回は、「FIREって最近あまり聞かなくなった気がするけど…?」という話題について、僕なりの考えをお話ししたいと思います。
■ 一時期はFIREブームだった
僕が投資を始めたのは、ちょうどコロナショックからの回復期。
2020年〜2021年にかけて、FIREという言葉はまさに時代のトレンドでした。
• YouTubeでは「FIREまでのロードマップ」「1億円でリタイアする方法」といった動画が連日アップされ
• Twitter(現X)でもFIREアカウントが爆増
• 書店でも「FIRE完全ガイド」「会社を辞めても生きていける」など関連書籍が目立つ場所に並ぶ
まさに「FIREブーム・FIRE全盛期」と呼べるような勢いがあったのを今でも覚えています。
■ でも最近、FIREってあんまり聞かなくない?
正直、最近はその頃に比べると、FIREという言葉そのものを目にする機会が減ったように感じています。
もちろん完全に消えたわけではありませんが、あの時の熱狂的なムードとは明らかに違う。
その理由について、僕なりに分析してみました。
■ FIREの発信が減った3つの理由
① コロナバブルの終焉
2020年〜2021年は、コロナショックに伴う異次元の金融緩和で株価が大きく上昇しました。
「このまま株で資産倍増してFIREだ!」というムードに包まれていた人も多かったでしょう。
ところが2022年にはインフレ・金利上昇の影響で相場が一転。
多くの人が「現実を見た」タイミングだったのではないかと思います。
「FIREって、そんなに簡単な話じゃなかったんだな…」
そんな風に考え直し、発信や情報提供を辞めてしまった人も少なくないのかもしれません。
② インフレ・物価高の影響
最近は、日本でも食品や生活必需品の値上がりが続いています。
直近ではお米の価格高騰が大きなニュースになりましたよね。
備蓄米の放出も決定しました。
物価が上がるということは、FIRE後に必要な生活費も上がるということ。
つまり、「FIRE達成に必要な金額も増える」わけです。
「1億円でも足りないかも…」
そんな不安から、FIREよりも副業・スキルアップ・ビジネス構築といった方向にシフトする人が増えた印象があります。
③ 実は「静かに目指してる人」は存在している?
とはいえ、FIREという概念そのものが消えたわけではないと思います。
最近はあまり目立たなくなっただけで、静かに、地道にFIREを目指している人は今も確実に存在しています。
• FIREブログの更新を続けていたり
• 支出を絞って生活防衛を意識したり
• SNSで黙々と資産公開を続けていたり
「静かなるFIRE志向」とでも呼びたくなるような、堅実なFIRE勢は今も確かにいます。
■ 僕自身も、その静かなるFIRE勢のひとりです
このブログを読んでくれている方の中にも、同じようにFIREを目指している方がきっといるはずです。
僕もその1人。
今はまだ資産1,400万円程度ですが、12年後に1億円を目指して、静かに進み続けています。
• 派手な成果報告もない
• SNSでバズるような情報もない
• でも、FIREという「希望」が僕を支えてくれている
そんな日々を、こうして少しずつ言葉にしていけたらと思っています。
■ まとめ:FIREはブームじゃない。生き方そのもの
FIREは一時的なブームではなく、生き方や価値観の選択だと、僕は思います。
• もっと自由に生きたい
• 心を壊す前にリタイアしたい
• 誰にも縛られず、自分のペースで生きたい
こうした思いがある限り、FIREは形を変えながらも続いていくはずです。
たとえ流行が過ぎ去っても
あなたのFIREは、誰かに理解されなくても、ちゃんと意味がある。
これからも一緒に、静かに、しなやかに。
FIREという希望を持ち続けていきましょう。
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