【不安障害×職場選び】少人数の職場って本当に働きやすい?僕の体験とメリット・デメリット

仕事

こんにちは、ぼっちんです。

僕は、小中高とずっと不登校で、現在も社会不安障害(SAD)という精神疾患を抱えながら生きています。
人と関わることに強い不安を感じ、ちょっとした会話や視線ひとつで一日中落ち込んでしまうこともあります。

そんな僕が現在働いているのは、たった3人だけの職場です。
「少人数の職場なら、対人関係の負担が少ないから自分でもなんとか働けるかもしれない」
そう思って選んだ職場でした。

実際、今の仕事は正社員としてもう7年続けられています。
でも、それが「快適」かというと…正直、簡単なことばかりではありません。

今回は、そんな少人数職場のメリット・デメリットを、実体験を交えてお話ししてみたいと思います。

■ 少人数職場のメリット

① 自分の裁量が大きくなる

人数が少ない分、仕事の分担も明確になり、自分が担当する範囲が広がります。
裏を返せば、「誰かに頼らずに、自分で完結させる仕事が多い」ということでもあります。

大きな会社では、自分の成果が見えにくかったり、評価されづらいこともありますが、
少人数の現場では成果も失敗もダイレクトに伝わるため、やりがいを感じやすい面があります。

② 人間関係のストレスが理論上少ない

例えば、10人・20人の職場では、話す相手も増え、派閥やグループができやすくなります。
そういった複雑な人間模様に疲れてしまう人にとっては、関わる人が少ないこと自体が安心感につながる場合も多いです。

ただしこれはあくまで理論上の話であって、次に紹介するように、現実には一筋縄ではいかない面もあります。

■ 少人数職場のデメリット

① ミスの責任が重い。ごまかしが効かない

僕の仕事は主に金型製造という工程なのですが、少人数の職場ではひとつの工程をほぼ1人で担当することになります。
ということは、何かミスをすれば、犯人は自分以外にいないのです。

例えば、10人規模の職場で分業制なら、
• 「誰がやったのか分からない」
• 「工程のどこでミスが起きたのか不明」

といったケースもあるかもしれませんが、少人数職場ではそうはいきません。

これは責任感という意味では成長につながりますが、ミスを引きずってしまいやすい人にとっては大きなプレッシャーでもあります。

② 人間関係が狭すぎて逃げ場がない

少人数だからこそ人間関係はシンプル――
……と思われがちですが、人数が少なすぎるがゆえの孤立というリスクもあります。

僕の職場はたったの3人。
ですが、2人と1人の関係性が生まれると、「2:1」の構図が固定化されてしまうことがあります。

実際に僕は今、その1人側にいて、日々の孤立感や評価の低さに苦しんでいます。
気を遣う相手が少ない代わりに、関係性が悪化したときのダメージは計り知れません。

■ 僕の結論:人間関係の負担を減らしたい人にとっては選択肢の一つ

精神的な不調を抱えていたり、人との関わりに強いストレスを感じる人にとって、
少人数職場は十分に検討の価値がある選択肢だと思います。

もちろん、「人が少ない=悩みがない」ではありません。
接する人数が少なければ少ないなりに、密な関係性・逃げ場のなさ・責任の重さといった問題は出てきます。

でも、
• 「大勢の前で話すのが苦手」
• 「毎日たくさんの人と接するのは疲れる」
• 「職場の飲み会やイベントが苦痛」

といった人にとっては、少人数の落ち着いた環境は大きな救いになるはずです。

■ 最後に

今の僕も、完璧に人間関係を築けているわけではありません。
むしろ、孤立しながらも、FIREという目標を胸に必死で耐えている日々です。

それでも、「この環境だからこそ働けている」と思うこともあります。
あのとき勇気を出して応募してよかったと感じる瞬間もあります。

だから、もしあなたが「人間関係がつらい」「働くのが怖い」と思っているなら、
ぜひ少人数職場という選択肢を視野に入れてみてください。

僕の経験が、誰かの背中を少しでも押せたなら嬉しいです。

プロフィール
ぼっちん
ぼっちん

名前:ぼっちん
26歳/工場勤務
小中高と不登校経験し、精神疾患と付き合いながら働く社会不適合者。
目標は資産1億円を達成してFIRE(早期リタイア)すること。

ギリギリの毎日でも、少しずつ夢に近づくために「ぼっちFIRE道」を記録中。
競馬とお酒が好き。人付き合いは苦手。だけど本音で生きていきたい。

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