こんにちは、ぼっちんです。
今日は、少し重いテーマです。
「お酒」と「健康」について。
僕の人生において、かなり大きな意味を持つテーマです。
先日、内科で血液検査を受けてきました。
その結果を見て、正直、目の前が真っ暗になりました。
■ 血液検査の結果:γ-GTPが再び上昇
今回の検査で、肝機能を示すγ-GTPの値が「151」という数値でした。
実は過去に一度、この値が「522」という危険レベルまで跳ね上がったことがあります。
そのとき僕は、お医者さんのアドバイスを受けて2ヶ月間の完全禁酒を実行しました。
結果、γ-GTPは522 → 63まで劇的に改善。
「やっぱり酒のせいだったんだ」と自分でも納得しました。
そして、それ以降は
「せめて週末だけ」
「ご褒美として少しだけ」
と、自分にルールを設けて飲酒を再開しました。
それが今回、151まで再上昇していたのです。
■ 医師の言葉:「あなたはアルコールに弱い肝臓をしている」
診察室で、医師からはこう言われました。
「ぼっちんさんは、普通の人と比べて非常にアルコールに弱い肝臓です。
他の人が1杯飲むとき、あなたの肝臓は5倍のダメージを受けているような状態。
今後は、お酒は完全にやめたほうがいいです。」
……あまりにも重い言葉でした。
■ お酒は、僕にとって「生きがい」だった
僕にとって、お酒はただの嗜好品ではありません。
人生の中で、数少ない「楽しみ」そのものでした。
• 一週間の仕事を終えて、缶チューハイをプシュッと開ける瞬間
• 好きなバラエティ番組を見ながら、ゆっくりとお酒を楽しむ時間
• ほんの少しだけ、「明日もがんばろう」と思える気持ち
そういうひとときが、どれほど僕を支えていたか
本当は、毎日でも飲みたいくらいなんです。
でも肝臓のことを考えて、週末だけと決めていた。
節制していたつもりでした。
だからこそ、今回の再上昇は、自分なりに頑張っていた気持ちが打ち砕かれた瞬間でもありました。
■ 精神科の薬と肝臓へのダブルダメージ
僕は今、双極性障害と社交不安障害の治療のために、複数の精神科の薬を服用しています。
ご存知の方もいるかもしれませんが、
精神薬の多くは肝臓で代謝される薬です。
つまり僕は、
酒 × 薬 × 弱い肝臓という、三重苦のような状態にあるのかもしれません。
薬は命綱です。やめるわけにはいきません。
そうなると、削れるのは「お酒」しかない。
■ それでも、やめられない自分がいる
わかっています。
お酒をやめれば、γ-GTPはまた下がる。
僕の肝臓はまだ回復の余地がある。
禁酒こそが、最善の選択であることも。
でも
それでもやめられない自分が、確かにいます。
お酒を完全に断つ未来を想像すると、
何か大切なものが抜け落ちてしまうような、そんな喪失感があります。
人生の楽しみの半分は失った感覚です。
「心の拠り所」をひとつ奪われることが、
精神的にもたないかもしれないという不安もあります。
■ FIREしても、健康を失っていたら意味がない
僕はFIREを目指して、12年後に1億円の資産を築くことを目標にしています。
その目標に向かって、節約・投資・仕事とがんばっています。
でも、もしその頃に僕の肝臓が壊れていたら?
肝硬変、肝不全になって、病院通いの日々が続くとしたら?
自由な生活のために積み上げてきた努力が、すべて無駄になるかもしれない。
最近は、その可能性を真剣に考えるようになりました。
■ まとめ:「自分の未来」に向き合う岐路にいる
今回の検査結果は、僕にとって大きなターニングポイントになるかもしれません。
• これまでの週末だけの自制では、僕の肝臓には足りなかった
• 「少しくらいなら大丈夫」という希望的観測は、現実には通用しなかった
• そして、「このままでは、FIREしても遅いかもしれない」と気づいた
この現実を、どう受け止めるのか。
今、僕はその岐路に立たされています。
■ 最後に
この記事は、禁酒を決意したという話ではありません。
正直、まだ僕は迷っています。
「もう無理かもしれない」と、弱気な自分もいます。
でも、同じように何かを制限されて悩んでいる人がいたら、
「あなた一人じゃない」と伝えたい。
大切なものを手放すのは怖いことです。
でも、未来を守るために、必要な選択もあるのかもしれません。
これから僕がどう決断していくのか。
また少しずつ、ここに記していけたらと思います。
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