こんにちは、ぼっちんです。
今回は、僕がなぜFIREを目指しているのか――その根っこの部分を、正直にお話ししたいと思います。
僕は小中高と、ほとんど学校に通っていませんでした。
高校は「別室登校」という形で、なんとか卒業。
不登校を経験した事で僕にとって一番困ったのは人との関わり方が分からないことでした。
同年代の人たちと触れ合う機会が少なかったせいか、ちょっとした言葉の行き違いや態度でも強烈に落ち込んでしまいます。
ほんの少し愛想が悪かったり、意見がぶつかるだけでも「自分が悪いんじゃないか」と思い詰めてしまう。
社会に出ると、どんな仕事でも人間関係は避けられません。
そして僕は、そうした「人と関わること」に非常に大きなストレスを感じるタイプです。
職場で嫌なことがあると、土日の休みも何も楽しめなくなる。
ずっと心の中にモヤモヤが残って、頭の中はそのことでいっぱいになる。
つまり、僕にとって労働は「お金を稼ぐ手段」ではなく、「心をすり減らす行為」そのものなんです。
だからこそ、FIREを目指しています。
「何か夢を叶えたいから」とか「自由な生活がしたいから」とか、そんな前向きな理由じゃなくて、
ただ、労働から逃れたい。それだけのためにFIREを目指している。
でも、それでいいと僕は思っています。
理由なんて、立派じゃなくていい。
もちろん、FIREしたあとに何かやりたい趣味や活動が見つかればそれに越したことはないけれど、
今はただ、「労働から解放される未来」を希望にして、日々を耐えています。
シミュレーション上では、FIREまであと12年。
今後、その12年の中で「やりたいこと」や「自分なりの生き方」が見つかるかもしれない。
それまでは、反骨精神で「絶対にFIREしてやる」という想いだけで、働き続けています。
こんな動機でも、FIREを目指していい。
苦しみから逃れたい、その一心でいい。
同じような想いを抱えている人がいたら、「一緒に頑張ろう」と伝えたいです。
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