こんにちは、ぼっちんです。
今回は、職場での新しい出来事について書きたいと思います。
それは
「5S活動」のリーダーを任されることになったという話です。
■ 8月から始まる「5S活動」とは？
うちの会社では、今年の8月から「5S活動」という取り組みが始まることになりました。
以前の記事で8月半ばに本社に出張と話しましたがこの5S活動の打ち合わせのために行きます。
5Sとは：
• 整理（要るもの・要らないものを分ける）
• 整頓（使いやすく配置する）
• 清掃（常にキレイに保つ）
• 清潔（衛生的な状態を保つ）
• 躾（しつけ）（ルールを守る習慣をつける）
という、主に職場の環境改善を目的とした活動です。
そして僕は、なんとその5S活動の「リーダー」に任命されてしまいました。
■ 期待されての任命？……実はその逆です
「リーダーに任命されたなんて、期待されてるんじゃない？」
そう思われるかもしれません。
でも実際はその逆です。
うちの上司曰く、
「こういうの苦手そうだから、ぼっちん君にやってもらおう」
……と、そんな理由で決まりました。
「面倒な役割を、言いやすい相手に押しつけただけなんじゃないか」
そう思えてしまい、内心では「なんで僕が…」という気持ちでいっぱいでした。
正直、逃げ場がない感じがして、ただただ嫌でした。
それが余計に重たく感じてしまったのも正直なところです。
■ 5S活動のリーダーは、想像以上にプレッシャー
この5S活動、思った以上にハードです。
• 整理整頓のルールづくり
• 清掃や点検のスケジュール管理
• 改善の記録・報告の取りまとめ
といった作業のほかに、月に一度、全社員（約60名）の前で活動報告をする義務があります。
僕は熊本工場勤務なので、活動報告はWEBでの参加となりますが、それでも人前で話すのはかなりのストレスです。
さらに、活動の集大成として、来年には山梨の本社で全社員の前でプレゼンするという一大イベントも控えています。
■ 「辞めようかな…」と本気で思った
このブログでも何度か書いてきましたが、僕は双極性障害と不安障害を抱えながら働いています。
そんな自分にとって、このような人前に立つ仕事は本当にしんどい。
正直、5Sリーダーに任命されたと聞いたとき、
「もう無理かもしれない」「いっそ辞めようかな」
と本気で考えました。
頭が重く、心は沈みっぱなし。
何も手につかず、ずっと憂鬱な日々が続きました。
■ 「嫌だ」と思う気持ちと向き合う
世にある悩みの殆どは現実に対する抵抗。そう思っています。
5Sリーダーをやらなければいけないという現実があって、
それに対して「嫌だ」「できない」「逃げたい」と抵抗すればするほど、
悩みはどんどん大きくなって、苦しくなっていく。
だからいまは、こう思うようにしています。
「完璧にやる必要はない。できる範囲で、ある意味適当にこなしていこう」
■ それでもやっぱり、怖いものは怖い
とはいえ、不安がゼロになったわけではありません。
人前で話すのも苦手だし、リーダーという言葉に今もプレッシャーを感じています。
でも、こうやって心の中を言葉にしていくことで、
ほんの少しだけ冷静になれて、少しずつ前を向けるようになった気がしています。
■ FIREまでの「ひとつの試練」として受け止める
僕がFIREを目指している理由の一つは、こうした自分にとってしんどい環境から抜け出したいという気持ちです。
だから、今回の5Sリーダーという試練も、
「FIREまでの通過点」として受け止めてみようと思っています。
自分の成長のため、というより、
「どうにかして逃げずに、あと少しだけ頑張ってみる」
その積み重ねが、FIREに近づくための道になる。
そう信じて、踏ん張っています。
■ 最後に：同じように「苦手」を抱えている人へ
もしこれを読んでくれている人の中に、
• 突然リーダーにされて戸惑っている人
• 苦手な仕事を抱えて悩んでいる人
• 「辞めたい」と思いながらも踏みとどまっている人
がいたら、僕のこの経験が少しでも励みになれば嬉しいです。
完璧じゃなくてもいい。
うまくできなくても、逃げたくても、
それでも少しだけ頑張ってみる。
そうして乗り越えた一歩が、未来の自分を助けてくれるのかもしれません。
FIREまでの道のりは、簡単ではありません。
でも、今日をどう過ごすかの積み重ねが、確実に未来を変えていくと信じています。
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