【おばあちゃんとの会話で気づいた本当の幸せ】FIREを目指す僕が学んだお金と人生の価値

ぼっちんが思う事

こんにちは、ぼっちんです。

今日は、帰り道におばあちゃんと電話したときのことを少し書いてみようと思います。
些細な会話かもしれませんが、自分にとってはとても考えさせられる時間でした。

■ 仕事終わりの習慣、帰り道のおばあちゃんとの電話

僕は仕事終わり、よくおばあちゃんと電話をします。
職場からの帰り道、誰とも会話しない1日も多いなかで、おばあちゃんとの電話は心が緩む貴重な時間です。

話す内容は天気のこと、体調のこと、昔の話、時事ネタ…。
特別な話じゃないけど、そういう日常的な会話が心に沁みます。
僕にとって、おばあちゃんは「家族」であり、安らぎを与えてくれるような存在です。

■ 話題は「2万円給付」から始まった

この前の電話で、最近ニュースになっていた【全国民に2万円給付】の話になりました。

制度としては、
• 基本は2万円の支給
• 非課税世帯や子育て世帯には4万円支給

という方針です。

「本当にやるのかな?」という気持ちで僕が軽く話題を出すと、
おばあちゃんが少し複雑なトーンでこう言ったんです。

「働いてる人が2万円、私は年金暮らしで4万円……なんだか、ねぇ」

■ 自分のことだけを考えない、おばあちゃんの感性

この言葉を聞いて、ハッとしました。

おばあちゃんの生活は決して余裕があるわけではありません。
年金がなければ暮らしていけない状態です。

それでも、「多くもらえるからラッキー」とはならず、
「働いている人が少なくていいのかしら?」と気にかけてくれる。

自分より、他人の立場を自然と考えられるその姿勢に、心を打たれました。

僕だったらどうだろう。
正直、ちょっと多くもらえるなら素直に喜んでしまいそうです。

でもおばあちゃんは、そこに「働く人への敬意」や「不公平感への戸惑い」を持っていた。
この感覚を、僕は忘れずにいたいと思いました。

■ 「古い」けど「深い」価値観が、今の僕を整えてくれる

おばあちゃんとの会話では、時に今の時代とはズレた考え方も出てきます。

でも、それは「間違い」ではなく、
その時代を生きてきた人にとっての「正しさ」や「経験の知恵」

人はすぐに、科学的かどうか、最新かどうかで物事をジャッジしがちだけど、
年を重ねた人の言葉には、数字では測れない優しさや重みがあります。

おばあちゃんの人生観や言葉には、表には出ないけど、背中を押してくれる何かがあるんです。

■ FIREを目指す僕にとって、おばあちゃんの存在は大きい

FIREを目指している僕にとって、将来の自由や安心は大きな希望です。

でも、その過程でふとよぎるのが「FIRE達成までにおばあちゃんが元気でいてくれるかな」という不安。

電話の声に少し疲れを感じたり、話すペースが遅くなってきたり、
そんな変化を感じるたびに「この時間は永遠じゃない」と胸がギュッとなります。

だからこそ、今この瞬間を大切にしたい。
会話を交わすことも、一つのFIREの準備だと思うようになりました。

■ 祖父母との関係は、人生の宝物

最近は、おじいちゃん・おばあちゃんとあまり話さないまま大人になる人も増えていますよね。

仕事が忙しかったり、話が合わなかったり、
「また今度でいいか」と思っているうちに、時間だけが過ぎていく。

でも、祖父母世代の人たちは、どんな教科書よりも深い人生の先生だと思います。
• 人との距離の取り方
• 誰かのために生きること
• お金の使い方、考え方
• 「幸せって何?」という問いへの答え

こういったことを、自分の言葉で話してくれる存在は、そう多くありません。

おばあちゃんと話していると、以前の記事にも書いた事ですが改めて気づかされることがあります。
「幸せって、結局はお金じゃないんだな」と。

家族に囲まれて、愛されながら穏やかに過ごしているおばあちゃんの姿を見ていると、
投資だ資産形成だと数字ばかり追いかけていた自分の心が、ふっと緩むような気がします。

お金の使い方についても、おばあちゃんはいつも堅実で、
「全部を投資に回すんじゃなくて、ちゃんと現金も手元に残しておくんだよ」と教えてくれます。
それは決して最新の金融知識ではないかもしれないけど、
人生の先輩からの生きた知恵として、僕にはとても重みのある言葉です。

FIREについても、おばあちゃんにはなかなか理解されづらい考え方かもしれません。
「定年までしっかり働くのが一番だよ」と、本音ではそう思っていると思います。

でも、それが間違いなんて僕には言えません。
むしろ、それが一番誠実で、まっとうな生き方だとも思います。

■ 最後に:誰かを想う心を忘れずにいたい

おばあちゃんは、自分の生活が苦しくても「働いてる人が大変なのに」と気遣う心を忘れませんでした。

僕も、FIREを目指す過程でどこか「自分のため」という気持ちに偏っていたかもしれません。
でも、おばあちゃんの言葉に触れて、「誰かを思いやる気持ち」こそが、本当の豊かさなんだと気づかされました。

おばあちゃんとの電話は、ただの会話じゃなく、
僕にとっての「価値観の原点」を思い出させてくれる時間です。

もしこの記事を読んで、少しでも心に響くものがあったら、
ぜひ一度、あなたもおじいちゃん・おばあちゃんに電話をかけてみてください。

「今、話しておいてよかった」
きっとそう思えるはずです。

プロフィール
ぼっちん
ぼっちん

名前:ぼっちん
26歳/工場勤務
小中高と不登校経験し、精神疾患と付き合いながら働く社会不適合者。
目標は資産1億円を達成してFIRE(早期リタイア)すること。

ギリギリの毎日でも、少しずつ夢に近づくために「ぼっちFIRE道」を記録中。
競馬とお酒が好き。人付き合いは苦手。だけど本音で生きていきたい。

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